日本にはみなさんご存じの通り、記念日というものが乱立している。
カーナビをつけると「今日は○○の日です」なんて教えてくれることもあるが、「なんじゃそれ」というものが本当にたくさんある。
正直なところ、同じ日付に複数の記念日が重なっていることも珍しくない。
はっきり言ってうんざり。
そして今回もそんな「なんじゃそれ」という記念日が認定されたようだ。
4月1日は「ビックリマンの日」
みなさん4月1日が何の日と聞かれたらどう答えますか?
ほとんどの人が4月1日はエイプリルフールと答えるでしょう。大丈夫ですそれで正解です。
ちなみに4月1日には他の記念日もああるのでご紹介。
4月1日は「ストラップの日」
アホか。
そんな4月1日に新たな記念日が追加された!
それは・・・
「ビックリマンの日」である。
まぁビックリ!ってちゃうわ。
なんだよ、それ?
4月1日がビックリマンの日である理由
そしてもちろん気になるのが、4月1日が「ビックリマンの日」である理由である。
まず今回4月1日を「ビックリマンの日」にして欲しいと申請を行ったのは、ビックリマンを発売しているロッテだということ。
そしてロッテが出している理由コメントが
「4月1日といえばエイプリルフール。誰かを“ビックリ”させる日。だから「人を驚かせ、ビックリさせる」というビックリマンのコンセプトにマッチしたから、4月1日はビックリマンの日!」
待て待て待て待て。ロッテさん勘違いをしているぞ。
エイプリルフールは正式には「罪のない嘘をついて良いとされる日」である。
拡大解釈とはこのことである。
百歩譲ってビックリさせる日であっても、
“マン”ってなんだよ。
目的は?
その目的というのは、単純に宣伝。そう、PRです。
記念日の経済効果は?
記念日を制定することが宣伝であり、それがなにか大きな効果がもたらすのか?という疑問。答えは、
ほとんど無いでしょう。
ですが!!
その記念日自体のプロモーションを行い、認知されればその後にはイベントなども行うことも可能になり、PRの仕方によってはその効果は十分に得られる可能性があります。
現に今回の4月1日新たにロッテが「ビックリマンの日」が認められたことに合わせ、イベントが行われるようです。ですがその詳細は、4月1日午前0時に公式サイトにてビックリするような発表があるみたいです。
ロッテさん、ハードル高いですよ~今年の4月1日は。
まとめ
記念日が乱立する現在の日本。2015年より新たに4月1日の記念日が認定された。それは「ビックリマンの日」であった。その理由は
エイプリルフール→ビックリさせる日→ビックリマンの日
という恐ろしいほどの拡大解釈であった。
嘘だと信じたいが、残念ながら発表された日はエイプリルフールではなかった。
またこの世に不必要な記念日が増えた瞬間でした。