昨今のアイドルブームの火付け役、さらにはマネタイズといわれる商法、
いわゆる「特典商法」を確立させたのが、
“会いに行けるアイドル”ことAKB48である。
これに学べ・続けと次から次へと、アイドルのビジネスは発展し、今に至っています。
アイドルのマネタイズも今や「CDたくさん買ってくれた人には握手してあげる!」というものだけではない。
今回はアイドルに限定し、最新のマネタイズ商法2種類、またそれらに賛同してよいのか?迫りたいと思います。
資金援助?クラウドファンディング
まずは「クラウドファンディング」というもの。
簡単に言うと、
「ファンの皆さん!活動資金が無いから、ちょうだい!現金で!」
というもの。
有名クラウドファンディングである「CAMPFIRE」にて
エイベックスのアイドルレーベルであるiDOL Streetから2組
「hanarichu」が、パトロン241人、支援総額160万9000円。
「東京女子流」がパトロン数320人、支援総額704万7000円を集めた。
クラウドファンディング「WESYM」でも同じくエイベックス、
「SUPER☆GIRLS」はMV制作資金をパトロン504人から支援総額538万3000円を集めた。
サラッと言ってみる。
究極は事務所要らないじゃん。
エイベックスはすでに、ノウハウを売ってそうですよね。
独自メディア?「Cheerz」
新しいマネタイズをもう一つ。
2014年12月に登場した「Cheerz」というアプリなのだが、
アイドル200人以上が投稿している自撮り写真やスナップ写真に対し、CHEER(「いいね」みたいなやつ)する。
CHEERの数に応じて、アプリ内での露出が高くなる。アイドルにも直接お金が入る。
もちろん!!!
露出を高めてもらうためには、課金による大量CHEERが必須!!!
ここでハッキリと言っておきたいのだが、
アイドルはファンに対して、求めているのは、
「応援」ではなく「支援」であるということ。
直接的に手を下すことである。
これが成立することについては後ほど書きます。
テレビとか紙媒体のメディアなんて出なくても充分に
ファンもアイドルも潤う気がしますね。
現在のアイドルマネタイズに賛成?反対?
僕は大賛成です(アイドル好きではないが)。
先ほどの応援が支援となり成立する話でもあるのですが、
現代の若者は、持家いらない、車いらない、ギャンブルやらない、煙草も酒も女もいらない。
じゃあ何がいるの?
「自己顕示欲」
自己顕示欲を満たしたい!!!
「あいつスゲーなって」
そのアイテムが変化しただけ。
経済活動に賛成以外ありませんね。
最後に一言。
今後、アイドルの定義も変わってくるし、
ファンの呼称も変わりそうですね!
前出のアプリのシステムを使えば、素人もOKだし、
アイドル=プロではなくなる。
ファンも直接的支援を行うから、声援なんて領域ではないし。
ということで、これからのアイドルビジネスは
マネタイズを中心としてまだまだ発展していくでしょう!
みなさんで盛り上げて、それを個々がどう利用していくのかが重要ですね。