少し前にも話題になったこの話題、
エヴァンゲリオン20周年記念特別プロジェクト「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」このプロジェクトが現在佳境にさしかかっている。
プロジェクトを簡単に説明すると、エヴァンゲリオン作中に登場する架空の武器、ロンギヌスの槍を月に突き刺したい。というシンプルなもの。
そのプロジェクトの実行費用の一部をクラウドファンディングで集めている。
今回はこの「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」のクラウドファンディングにて募集されている金額について、そして本当に実行されるか?書きたいと思います。
月への輸送費だけで1億円!
驚くべきは、クラウドファンディングでも募集されている、ロンギヌスの槍を月に突き刺すため、月へ運ぶに必要な金額だ。その額なんと
1億円。
運ぶだけで1億円。月(宇宙)に発送をかけたことがないのでわかりませんが、必要なのでしょう1億円。クロネコや佐川に頼むわけにはいきませんからね。
輸送費以外にも経費は莫大にかかっているでしょうに、輸送費1億だけをパトロンに頼んでいて大丈夫か?
ちなみに月への輸送費は1gで14万円らしいです。
現在集まっている金額!
今回本プロジェクトの支援金を募集しているクラウドファンディングは「READYFOR」
1月30日から募集を始めており、締切は4月5日。今現在も募集中でちょうど期間を半分過ぎたことになる。
そして現在集まっている金額は、
¥35,380,000
これはクラウドファンディング史上最高額のようです。
ですが、なんと目標額の1億円に対してまだ、35%しか集まっていないのだ。
ちなみに1億円に到達しない場合は、その時点で集まったお金は返金。プロジェクトも中止。実行されないようです。
無理だろw
支援金募集の期限が1ヶ月を切り、達成率は35%。おそらく無理でしょう。
本プロジェクトでは支援金額に応じて、プレゼントも実施しているが、無理でしょう。
だって、目的が無いもん。
公式サイトもありますが、プロジェクトの技術面ばかり記載されていて、ロンギヌスの槍を月に刺す目的がまるで書かれていない。
ロンギヌスの槍を突き刺していったいどうなるのだろう?
得られるのはせいぜい支援した人だけで分かち合う達成感でしょう。
私欲の槍を突き刺そう!って話ですね。
まとめ
エヴァンゲリオン20周年記念特別プロジェクト「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」は現在、クラウドファンディング「READYFOR」にて月への輸送費である1億円を目標に支援金募集中。
1月30日~4月5日支援金を募集しており、1ヶ月を切った現在集まったのは、¥35,380,000で達成率は35%。
プロジェクト中止目前という厳しい状況となっている。
熱狂的なファンが多くいるにも関わらず、追い込まれている原因は目的の薄さ。
突き刺したところでどうなるの?と疑問を持つ者も多くいると思うが、公式サイトにも記載が無いように、
「実物の月に大好きなエヴァンゲリオンのロンギヌスの槍を月に刺したい!」それだけである。
私は傍観するので興味ある方は支援をしてみてください。
[追記2015.5.11]
「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」は結局資金が集まらず、プロジェクトと頓挫となりました。