ちょっと驚きの情報が入った。最近の音楽と言えば、売り出し方やCDには入らないダンスに特化したりと、音楽と関係ないところで評価しがちである。
そんな現在の邦楽の中で本当に、
褒められる技術・パフォーマンスを持っているアーティストは誰なのか?プロが認めるプロアーティストは誰なのか?
プロが認める、震えるアノ人
現代邦楽において、プロが一致して絶賛するアーティストが一人いる。
そのプロというのが、ミスチルことMr.Childrenの桜井和寿、サザンことサザンオールスターズの桑田佳祐、元東京事変、師匠こと亀田誠治。これらの正真正銘の本格派ミュージシャンたちが、声をそろえて絶賛しているアーティストがいる。それが・・・
会いたくて会いたくて震えること
西野カナ
ちょっとビックリだが、前述の3名が西野カナを絶賛しているのだ。
桑田佳祐「なんと言われようと好きよ」
あのサザンの桑田佳祐が西野カナを絶賛している。桑田はラジオ番組で「桑田佳祐が選ぶ邦楽ベスト20」と題し、毎年その一年に出された邦楽の中から20位までのランキングをつけており(スゴイ説得力のランキングである)、それに2年連続で西野カナが入っている。
楽天
「この子は歌うまいでしょ!なんと言われようと好きよ」「曲もいいんだけど、このキックのパターンでよく歌えるなとおもって感心しちゃう」
とその歌手としてのパフォーマンスの高さを絶賛。
キックのパターンっていうと、簡単にいうとリズム。要は複雑なリズムの中でしっかりと歌えているということ。
桜井和寿「かなりの尊敬」
Mr.Childrenも桜井和寿も西野カナを絶賛している。「声がいい。声量がありすぎないからバランスがいい」「ラジオで流れていいなと思うと、やっぱりこの子かと耳に止まる」と大絶賛。桜井和寿というとけっこう王道の音色をいっていると思うので、そのあたり声がいいと褒められるのはかなりポイントが高いと思いますね。
2014年の雑誌インタビューでは、西野カナについて「かなりの尊敬」を抱いていると語り、これは近々TKこと小林武史も動き出すぞ~と期待してしまうのは僕だけだろうか?
さらに桜井は「CDのクオリティをライブで歌える」とも語っており、その評価は超高いのである。
亀田誠治「新時代のマイナーキー」
亀田誠治も番組「亀田音楽専門学校」にて西野カナを取り上げている。
番組内で「90年以降のマイナーキーの音楽には新しい要素が加わっている」と前置きして、その新しい要素を含んだ、代表曲に小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」、宇多田ヒカル「Can You Keep A Secret?」、西野カナ「会いたくて 会いたくて」とちょうどよく3世代の曲をピックアップ。亀田はこの3曲には「胸キュン」「せつなさ」の要素が強く、表現の幅が広がっていることを指摘。
というように時代のヒット曲にマイナーキーの曲があるということがかなりミソであり、その魅力を評価しているのである。
まとめ
現代邦楽で音楽業界内で絶賛されているアーティストはなんと西野カナであった。西野カナを絶賛するのはミスチルの桜井和寿、サザンの桑田佳祐、音楽プロデューサー亀田誠治のそうそうたる3名。西野カナの歌唱力を声を揃えて絶賛している。
若い女性にだけに人気と思われがちな西野カナであるが、確かにそのフレーズや声などは多くの人間に知られており、“中毒性”が高い。
歌詞が会いたくて会いたくて震えるwwwと皮肉交じりで評価しているあなたも完全に西野カナの声が中毒になっていることでしょうな。
個人的には西野カナを絶賛する3名それぞれがロックミュージック出身なのに、現代の邦楽アーティストとして、しっかりとポップス目線で西野カナを褒めちぎっているという点はカッコイイなと改めて思う次第でございました。
西野カナが歴史的な邦楽曲を生み出す日が待ち遠しい。